TOP > 介護観を育てる現場主義の講師陣

特長その3.介護観を育てる現場主義の講師陣

私たちは、実務者研修の開講について、何度も議論を重ねました。五省会は医療機関としては、54年の歴史があります。しかし、介護事業は、15年しか経験がありません。そんな私たちが、介護福祉士を目指しておられる方々に教える資格があるのかというところを何度も話し合いました。

どんなことでも、最初はあるのですが、受講料を頂戴するということで、「最初の講座だから、これぐらいで仕方がない。」ということは絶対に許されないというプレッシャーに、皆、押しつぶされそうになっていました。

医療機関としての歴史のおかげで、県内の大学と協定を取り交わしています。実務者研修開講にあたり、大学から、ご支援をいただくことができました。

1.現場の職員が講義にあたる意義

私たちは介護施設開苑当初から介護職員の教育について最重要課題として、取組んできました。私たちの介護技術や知識の向上が苑を利用していただいている方々へQOL(Quality of Life 『生活の質』と訳され、人間らしく、満足して生活していることを評価する概念)の向上や利用者満足の向上に直結しているという考えからでした。

講義の準備の段階で、協定大学の先生方から、自分達の講義に自信をもちなさいという励ましのお言葉をいただきました。また、知識だけでなく、介護現場での知恵は、あなた方しか教えられないという嬉しい励ましもいただきました。

2.わかってもらう為に

福祉の世界では、施設施設によって、独特の呼び方があり、私たちはこの実務者研修の講義にあたって、自分たちの講義内容を新入職員に聞いてもらい、施設独特の呼び名で講義していないかなどのチェックも時間をかけてするようにしました。講義は聴いて、わかってもらえる事を第一に考えました。

かいごのがっこう(富山)では、面接授業では、授業毎に質問表を配布します。この質問表提出をもって、出席確認とさせていただきます。この質問表を受講生と講師のコミュニケーションツールと考えています。

3.自分の介護観を持ってもらう為に

私たちは介護福祉士になるための技術や知識をわかりやすく理解してもらうように努力します。しかし、それだけだったら、学校の先生には及びません。私たちは介護現場で、働き続けられる原動力こそ、「介護観」だと思っています。私たちの実務者研修を修了する頃には、受講生一人ひとりが、「介護観」を語れるようになってもらいたい。また、「介護観」を語れるようになる講義を展開していきたいと思っています。